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運ゲ、ハメ技大混乱!?

ポケプラ(ゲッコウガ)の色違い塗装

目次 

☆はじめに

☆準備(用意したもの)

☆作業(工程)

☆注意点

☆感想

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☆はじめに

 現在(2024/2/8)、趣味のゲームの方が特にやりこみたいものが無く時間を持て余していたので、久々にポケプラの塗装をしようと思う。今回はポケットモンスターXY(第6世代)の新人トレーナー用のポケモンの1匹、ケロマツの最終進化系であるゲッコウガの色違い塗装に挑戦する。前回塗装したコイキングと違い、細かい塗分けが必要となるため、ゆっくり時間をかけて作成する。以下の準備、作業の2項目でキットの作成期間の記録をする。

 

☆準備(用意したもの)

・スポンジ付きやすり(番手は240、320、400、600、800、1000)

※240、400、600、800をメインに使用

・ニッパー(初心者用) ※ポケプラには必要ないかもしれない

・クリップ付き棒(18本) ※数は多いほうが良い

・メラミンスポンジ(激落ちくん等) ※やすりの汚れを取ってやすりを掃除するのに使用

・カッター(デザインナイフ) ※刃は新品推奨 マスキングテープの切り出しやバリの除去等に使用

・定規 ※金属製のものが望ましい

・カッターマット ※30×21㎝のものを使用

・ピンセット ※マスキングテープを貼る際に使用

・マスキングテープ 

・綿棒 ※シールを貼る場合、圧着させるために使用

・つまようじor竹串 ※やすりで削った際の削りカスを掻き出す際や、マスキングテープを貼る際に圧着させるために使用

・塗料 ※スプレー缶(NATOブラック、ブラック、イタリアンレッド、パールホワイト)ガンダムマーカー(ブラック、レッド、消しペン)、水性トップコート(艶消し) 黒は濃いものとそれより薄い黒を用意

・接着剤 ※パーツの接合、合わせ目消しに使用

・箱(段ボール等) ※塗料の飛散による汚れ防止

・ビニール手袋 ※塗料の皮膚への付着軽減

・マスク ※塗料に含まれるガスの吸い込みを軽減

ポケプラ(ゲッコウガ)のキット ※付属パーツの関係で今回は2箱使用

 

☆作業(工程)

1.素組み

 キットの付属の説明書通り(シール部分のステップは無視)に組み上げ、合わせ目消しする箇所、塗装個所の塗装色を考える。この時、決めたことはメモをすることを推奨。ランナーから切り出した際のバリなどは粗目(番手の小さい)のやすりで削っておく。

 

2.合わせ目消し

 接着剤で合わせ目消しをしたいパーツを接合する。但し、可動部位は接着せず残す事の方が良い。今回は頭(左右のパーツ)、舌、二の腕、腕、胴、太ももに合わせ目消しを行った。腕、二の腕、太ももは可動部位を含むので可動部位は接着しないよう注意。接着するパーツ両方の接着面に接着剤を塗り、合わせるようにして接着する。パーツを合わせたら合わせ目から接着剤があふれるくらい固くパーツを押し合わせて乾燥させる。接着剤が乾燥したら、合わせ目に番手の小さいやすりから順にやすりをかけていく。塗装するパーツ全体に塗料が付着しやすいように番手の大きめ(600~1000を使用)のやすりで細かい傷をつける。やすりがけが終わったらパーツを洗浄(水洗い)し、充分乾かす。

(接着剤を塗って乾燥中の様子。腹部パーツと胴パーツ、手と手首パーツ、足と足首パーツはそれぞれ未接着にし、塗装の時に取り外し、塗分けしやすいようにしておく。)

 

3.塗装色の決定

 パーツ毎に塗装色を決定する。今回は色違いの為、塗分けは以下のようにした。塗り分けの参考画はポケモンGO(大体の角度から配色を確認できる)を参考にした。

通常色   → 色違い

青     → 黒(濃):スプレー缶(ブラック) ※瞼はマーカーを使用

ピンク   → 赤:スプレー缶(イタリアンレッド) ※瞳はマーカーを使用

白     → 白:スプレー缶(パールホワイト) ※目は未塗装(艶消しトップコートを最後に吹くため、気にならないと判断)

クリーム色 → 黒(薄):スプレー缶(NATOブラック)

(キット付属の組み立てガイドより)

 

(参考画:ポケモンGOより)

 

4.スプレー塗装とマスキング

 スプレー塗装をするときは屋外や換気ができる場所で行う。また塗料は人体に有害な成分を含むため、マスクや眼鏡、ビニール手袋を使うことを推奨。

 塗り分けが不要なパーツは項目3、塗装色の決定で定めた塗装色で1つ1つ塗装しておく。スプレー塗装の仕方はYoutubeで動画を確認して、砂吹き(パーツから20~30㎝程離して短くスプレーを吹く)を行った後、本塗装(スプレーをパーツから20㎝程離して一定方向にスプレー缶を動かし、パーツを塗装する)を繰り返した。本塗装は塗料を薄く塗り重ねるイメージで行う。塗料を塗り重ねる際は、塗装表面が乾くのを待つと液垂れを防ぐことが出来る。

 また、パーツの接合部に塗料が付着すると、組み立てる際に塗料が剥がれたり、嚙み合わせが悪くなったりするのでマスキングを推奨。可動部位(手首足首など)は予め完成後のディスプレイする時のポーズの状態にして塗装を行い、塗装後は可動ギミックを使わないものとする。無理に可動ギミックを使用すると塗装が剥がれる場合がある。

 塗分けが必要なパーツにマスキングをする。今回塗分けが必要なパーツは以下にまとめる。

・頭頂部のパーツ(ヒレ?を水色、その他を黒(濃)で塗り分け)

  1.パーツ(番号B1-2)のキット付属のシール(シール番号(3,4,5,6))を貼る部分以外とパーツの接合部をマスキングする。

  2.スプレー缶(ライトブルー)でシール(番号3,4,5,6)を貼る部分を塗装し、乾燥させる。

  3.塗装部分が充分乾燥したら、2で塗装した部分とパーツの接合部をマスキングし、スプレー缶(ブラック)で塗装し、乾燥させる。

・顔のパーツ(耳?の内側を黒(濃)、その他を黒(薄)で塗り分け)

  1.パーツ(番号A2-11,A2-12)を接着したもののシール(番号1,2)を貼る部分とパーツの接合部をマスキングする。

  2.スプレー缶(NATOブラック)でシール(番号1,2)を貼る部分を塗装し、乾燥させる。

  3.塗装部分が充分乾燥したら、2で塗装した部分とパーツの接合部をマスキングし、スプレー缶(ブラック)で塗装し、乾燥させる。

・目のパーツ(瞳を赤、瞼を黒(濃)、目頭を白で塗り分ける)

  1.目の部分とパーツの接合部をマスキングする。

  2.目頭(下の画像のXで示した部分)をスプレー缶(パールホワイト)で塗装し、乾燥させる。

    

  3.瞼を黒(ガンダムマーカーブラック)、瞳のピンク部分を赤(ガンダムマーカーレッドで塗る。※瞳の白の部分は塗装処理をせず、トップコートのみで仕上げる。

・手足のパーツ(水かきを黒(薄)、その他を黒(濃)で塗り分け)

  1.パーツ番号(B1-6,B1-8,B1-9,B2-8,B2-9,B2-24)の水かき(組み立てガイドでシールを貼る部分)以外とパーツの接合部をマスキングする。

  2.スプレー缶(NATOブラック)で水かきを塗装し、乾燥させる。

  3.塗装部分が充分乾燥したら、2で塗装した部分とパーツの接合部をマスキングし、スプレー缶(ブラック)で塗装し、乾燥させる。

・ふともものパーツ(星形部分を水色、その他を黒(濃)で塗り分け)

  1.星形部分以外と足首のパーツの接合部をマスキングする。

  2.スプレー缶(ライトブルー)で星形部分を塗装し、乾燥させる。

  3.塗装部分が充分乾燥したら、2で塗装した部分とパーツの接合部をマスキングし、スプレー缶(ブラック)で塗装し、乾燥させる。

(塗装の経過過程。※付属の白の台座はスプレー缶(ライトブルー)で塗装。また、付属の手裏剣、剣は未塗装)

 

5.艶消し処理

 全てのパーツの塗装&乾燥が終わったら、艶消しを行いたい箇所にパーツ毎に艶消しトップコートを吹く。スプレー缶の塗装と同様の方法で塗装。注意すべき点はガンダムマーカーを使用した部位は塗装落ちを防ぐために水性塗料の艶消しを採用する点。今回は項目、準備(用意したもの)で紹介した水性の艶消しトップコートをすべてのパーツで使用した。

(艶消し処理をして乾燥中。)

 

(画像左が艶消し前、右が艶消し後。艶の有り無しは好みなので希望する方を選択。艶消しをするとプラスチック感が消える。)

 

6.組み立て

 艶消し塗装したパーツを組み立てて、ディスプレイする。

(組み立てた様子。手足パーツの付け替えや腕の可動が可能。)

(とりあえず完成。)

 

☆注意点

1.マスキングテープはカッターで切り出した奇麗な面を使い、塗装前に綿棒や爪楊枝で接着面を軽くなぞり、テープとパーツを密着させると塗料のハミだしを予防できる。

2.塗装作業は風通しの良い場所で行い、マスクやビニール手袋、段ボール等を使用する。万一、気持ちが悪いなどの体調不良が生じた場合は作業を中断し、休憩をとる。必要があれば病院を受診し、医師の判断に従う。

3.パーツは汚れや埃をふき取ってから塗装する。

4.スプレー缶はよく振って(1分くらい)から使用し、吹き始めと吹き終わりがパーツに当たらない様にして吹く。

5.スプレー塗装では一度に塗り切ろうとせず、時間をおいて重ね塗りをして仕上げていく方が奇麗に塗装できる。

 

☆感想

  塗分けの多いポケプラだったので予定より時間はかかってしまったが、充分満足できる仕上がりになった。まだまだ塗分けが甘い部分は見られるが、徐々に改善していきたいと思う。次は筋彫りやパテを使った作業に挑戦してみたいと思う。

 

↓ amazonより今回使用したキットの販売ページ

 

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